ゲームが大好きで、のんびりマイペースに遊べるものをいくつかプレイしています。
今回はその中でも、自信を持って全力で推したいメギド72をプレゼンに参りました。
メギド72は時間の無い人々にも勝算のある最高のRPGゲームです。遊びやすくて、味わい深いこのゲームを心からおすすめします!
後生ですから、少しだけお時間をいただければ幸いです。
メギド72との出会い
2019年春、私はとにかくソシャゲに疲弊していました。お気に入りのゲームはいくつかあったのです。どれもキャラクターが大好き!ストーリーも最高!でもとにかく周回が大の苦手でした。
大抵のスマホゲームで、イベントのたびに求められる、特定のバトルを何度も何度も繰り返す作業こと、周回バトル。
機械的に連打するだけの指。画面を見つめる目は死に、心は完全に無。ソシャゲが大好きだけど、周回作業をしている時間だけはちっとも楽しくないことに気がつき、しょんぼりした気持ちを蓄積させておりました。
そんなある日、周回をしなくてもいいゲームがあると噂に聞き、試しにDLしてみたのがメギド72でした。
試しにすこし触ってみると、クラシックなデザイン周りに懐かしい気持ちを覚えつつ、だんだんと異常な遊びやすさに気がつきました。ストレスの無いUIと個性的なキャラクター。何よりバトルが猛烈に楽しく、気がつけば大好きになっていたのです。
メギド72のおすすめポイント
のんびり自分のペースで遊べる
みなさん、ソシャゲをいつどんなときに、プレイしていますか?
私は、お風呂の中で遊ぶのが一番すきです。
というか、風呂以外の場所でスマホ画面に夢中になっていると、飼い猫が「よそ見厳禁!ねこを見なさい!!」と端末をガジガジ噛んで来るため、物理的に陸でがっつりプレイするのは困難な状態。風呂のみが許されし、限定空間なのです。
陸でのソシャゲを許さない毛むくじゃらの監視官
スマホをジップロックで厳重にくるみ、じっくりストーリーが読めるのは湯船の中だけ。時間にして1日30分程度です。
ひとたび風呂からあがったら、猫の世話人としての本業があるため、たまにアイテムを集めたり、レベル上げする程度。頻繁にはアプリを立ち上げられません。
メギドは私のような湯船限定プレイヤーでも、メインストーリーを進行する上でとくに問題はありません。
イベントでもキャラクターや主要アイテムを入手するところまでは楽々こなすことができます。むしろ、毎日の風呂がアトラクションのように楽しみです。
たまにバトルで難関にぶちあたったときは、時間のある週末にノートを開いて(ねこに邪魔されながら)のんびり戦略を考えることもあります。それはこのゲームの一番燃える瞬間なので、たまにガッと力の入る瞬間も含めて楽しんでいます。
イベントが簡単にクリアできる
ランキング要素が全く無いため、イベントのたびにアイテム課金したり、他のプレイヤーと競って周回プレイする必要はありません。
射幸心を煽られて、見知らぬプレイヤーを呪わなくてもいいし、無茶な課金に毛を失うこともありません。
やすらかな気持ちで、のんびりイベントストーリーを読み、順当に敵を倒せばスッと報酬のキャラクターが手に入ります。
ちなみに、キャラクターが手に入るところまでの敵は非常に弱い上に、初心者であるほどにレベル補正が入るので、始めたばかりでも安心です。
がっつり難関クエストに挑戦したい猛者向けに、ハイレベルなクエストも用意されているので、自分のレベルに合わせて楽しむことができます。
周回バトルをしなくてもいい。だけどバトルが楽しい。
メギド72は、パーティーメンバーが一人も戦闘不能にならずにクリアできたクエストは、アイテム消費で戦闘をショートカットできる機能があります。
なので、アイテムを集めるために何度も同じクエストを巡る必要はほぼありません。
また、バトルはオートプレイにすることもできるので、ずっと手元を見ていなくても大丈夫です。ながらプレイ上等!!
だからといって、戦闘がつまらないわけではなくて、むしろバトルはこのゲームの肝です。
ボス戦などは、推奨レベルに達していても安易なパーティでは勝てません。勝てそうで、勝てない、でも考えればちゃんと勝てる!という絶妙なバトルメイクに闘志を燃やしながらも、うっとりしてしまいます。
キャラクターにレアリティ格差が無い
全てのキャラクターを最終の☆6まで育てきることができるため、お気に入りのキャラをずっと最前線で活躍させることができます。
また、どのキャラも固有のスキルを持っているので、アジトのこやしになることがなく、活躍できるポイントでしっかり輝かせられるので、育てがいがメチャクチャあります。
たけすか
と諦めかけたときに(ん?もしやあのキャラが使えるのでは…!!)ハッとする瞬間の、こころの中に紙吹雪が飛ぶような感覚をぜひ味わっていただきたいです!
好きなキャラが出るまで、容赦なく引き直しができる初回ガチャ
初回ガチャで好きなキャラが出るまで、延々と引き直しが出来ます。スキップ連打の不毛なリセマラなどはしなくてもOKです!
グッと来たキャラクターが出るまで粘りまくりましょう。(一部出ないキャラクターもいます)
こちらのサイトを参考に、お目当てのキャラを探すのもおすすめです。
参考
推しで始めるメギド72Gamewith
ちなみに私の初回ガチャでお招きしたみなさんは以下の3人でした。
・マルファス
シュッとした青年。マスエフェクトを全く理解していなかった頃でも「マルファスくんをリーダーにしとくと、なんか死ににくい!」ということだけは分かりました。列攻撃の後に全体バリア張ってくれる奥義は、初心者を何度も助けてくれました。命の恩人。おすすめです。
・イポス
顔のいいおじさん。はじめはスキルの【追撃】の使い方が分からず、「まだ出してない力」とやらは一体いつ出るのかと貧乏揺すりしておりました。気がつけば追撃無しのバトルなんて考えられないくらい、大活躍しています。レベリングのお供にすれば、経験値まで増えてしまう特性まで持っている。引率係におすすめです。
・アンドロマリウス
ちょっぴり後ろ向きな台詞の数々がとっても可愛らしいので、パーティーに入れておくだけで癒やされます。スキルを飴ちゃんで強くしてくれたり、奥義でスキルを大盤振る舞いしてくれるので、スキルを使いまくりたいときにお世話になっています。おすすめです。
当時は右も左もわかっておらず「すげえ!3人も出た!ヤッター!」と小学生男子のような気分で始めたのですが、今でも全員めちゃくちゃ活躍している、最高の精鋭陣です。これが初回ガチャでごっそり引けます。
メギドの好きなところ
ガチャで推しを引くんじゃない、引いたキャラが推しになる!!
キャラクターにレアリティ格差が無い為か、メギドのガチャは渋めです。初回のガチャ以降、なかなか狙ったキャラクターは来ないかもしれません。
しかし、ひょっこり来てくれたキャラクターをコツコツ使っているうちに、仕草やモーション、ちょっとした台詞、バトルでの活躍でどんどん好きになっていく過程が楽しいのです!!
たとえば「アモン」というキャラを最初に引いたとき。
はじめの印象は(愛想の無いお子様だな…)くらいの気持ちだったんですが、あまりにもハードなその人生が判明するや、涙腺崩壊。
照れ隠しのような台詞に心を温め、今ではもう完全にアモンくんのモンペです。こども食堂をアジトに併設させてほしい。。
生活感を感じるモーションの素敵さ、可愛らしさ
メギドでは、バトルで最後にとどめを刺したキャラクターが、固有の勝利モーションを見せてくれます。ほんの数秒のモーションの中に、キャラクターの性格や個性や魅力がギュッと詰まっていて、見るたびに感動してしまいます。
特に好きなモーション
・カスピエル(リジェネver)
仲間と乾杯をして飲み干し、酒瓶を地に叩きつけて割る。溢れる生活感に感嘆いたしました。袖で口のまわりをぬぐう顔が不敵でとてもいいです。3バカリジェネのモーションは全て、3人の関係性を伺わせるものでたのしいです!
・サラ
サラ自体は普通の人間なのですが、髪の毛に悪魔が取り付いているキャラクターです。そのことに本人は気がついていません。悪魔もバレないようにこっそりしつつ、宿主であるサラを大切にしています。
その髪の毛悪魔が武勲を上げたサラを、ワッショイワッショイと胴上げするのです。(それはさすがにバレるのでは…!)と思うのですが、とにかくかわいくて、なごみます。サラ周りのモーションは全部、アナキスの宿主への気遣いが見てとれて、癒やされてしまいます。
多様性のあるキャラクターたち
私は映画でも、漫画でも「いろんな人がいる!」と思える作品が大好きで、それを絵に描いたようなメギドは神輿にのせて町内を走りまわりたいくらい、大好き要素がつまっています。いろんな人がいるのって、最高!
メギドには、可愛らしい美少女キャラと同じくらいの人数、ムキムキで格好いい女戦士もドッサリいます。シュッとした顔のいい青年もいれば、レスラー体型のおじさんもいます。体型も年齢も生きた背景もさまざまです。
ちょっと驚いたのは、夏の水着衣装が、男性女性どちらにも実装されること。かわいこちゃんやイケメンキャラクターだけの特権ではなく、無骨なおじさんキャラだって普通に水着を着ます。
また、メギドの女性キャラクターの扱いは、きちんと現代の風が吹いてるかんじで、見ていてうれしくなります。
すこし露出が多い衣装のキャラクターも、顔を赤らめて羞恥に耐えるような表現ではなくて、自分の魅力をばしっと発揮するような、主体的な表現になっていて、ヘルシーで格好よくて最高!!と思いました。
ひとりひとりのキャラクターが、個性を尊重されているのを感じると、見ていて気持ちがいいし、プレイしていて余計なストレスを感じる場面が少ないのは、とてもありがたいことです。
プロデューサーレターや、デザイナーだよりがおもしろい
密かに楽しみにしている【プロデューサーレター】宮前プロデューサー自ら、今後のメギドの展望や、現状のユーザー規模などを教えてくれます。
こういった情報は普通、株主総会で聞くものではないだろうか…というくらい開示してくれるので、こんなにオープンにしてくれていいんですか!?宮前P推せる…!という気持ちになってしまいます。
また、新しいキャラクターがリリースされるたびに発行される【デザイナーだより】では、キャラクターにどんな思いをこめて制作したのか、イメージしたモチーフなどの情報をたっぷりと読むことが出来ます。
こういう細かいコンセプトは、設定資料集が発売されてから、やっと読める情報というイメージがあるのですが、ドサドサ公開してくれる気前の良さに驚愕してしまいます。本当にうれしいけど、売っていただいてもいいのに!と心配になってしまいます。
全体的に、メギドは製作サイドが何を考え、どういう思いで作っているのか知れる機会が多く、風通しの良さを感じます。ただ、サービス精神が過剰に旺盛なので「お金を払わせてくれー!」とユーザーが阿鼻叫喚することも多いのがうれしくも悩ましいところです。
引き返さないで!メギドの愛すべきトンチキ要素。
パッと見のデザインがちょっぴり謎
72 is 何??
正直なところ、最初このゲームタイトルを何と読めばいいのかわかりませんでした。
72を普通に「ななじゅうに」と読むと知ったときは驚愕したのですが、だんだんこの懐かしいような、味わい深いセンスを肯定したくて仕方なくなって来るのです。過去の自分を「何かおかしいか?」とハイライトの消えた目で見つめ返す自分がいます。
さんざんつっこまれた号泣絵も、か細いタイトルロゴも、プレイしたての頃は「!?」と思った気がするのですが、今は「べつに好きですけど…何か?」という気持ちになっています。何か変なことを言っているか?
主人公の服装がメンナクすぎる。
ーーガルドがもっと俺に輝けと囁いているーー
何があってもお腹を丸出しにしたい意思を感じる、ガラ空きの腹回りと、ノースリーブかつ激長のジレを肌に直に着るという、着心地という概念を放り投げた服装に驚愕した人は少なくないと思われます。
はっきりいって、大多数のプレイヤーが(この格好は何????)と思ったことでしょう。でも、この服装には、優しくも悲しい思い出があることが2019年のメギドの日の企画【メギド質問箱】で判明しました。
現状、自分は深い反省を経た後に、あれが世界一オシャレな服装だと思っています。
あの格好にはそれなりの理由があるので、初見で(わー)と思っても、どうか撤退しないでいただきたいです。
トンチキソングにベストを尽くしてしまう
イヤホンをつけてプレイして欲しい!と熱くリコメンドされるほど、定評があるメギドのサウンドですが、時折とんでもない曲をしれっと投げこんで来るので油断できません。
私は2019年3月からの新参プレイヤーなのですが、はじめてのイベントを終えてホカホカした瞬間に、この曲が流れ出して頭がおかしくなりそうでした。
耳から飲む酒、聞く抗うつ剤とすら言われている「俺らイケメン」です。
7月2日のメギドの日を記念して、カラオケ動画まで作られてしまった。
初めて聴いた瞬間こそ「大変な所に来てしまった…」とアプリを閉じたのも懐かしい思い出。
アジトを訪れるたびに耳にしているうちに、気がつけば、完璧なコールが出来るようになってしまいました。\GET!/
若干洗脳された気がしなくもないですが、へんてこなことを真顔でかましてくるメギド運営が好きだし、これからの全力にも期待しています。
よく使ってるメギドたち。
アモン(ラッシュ・ファイター/リジェネレイトver)
ある日我がアジトに来てくれた、憎悪の火の玉。キャラクターも大好きなのですが、使い勝手もよすぎて主力としてガンガン活躍してもらっています。使いやすいスキルのおかげで奥義がぽんぽん打ててしまうので、どこにでも連れていく。初見の敵に迷ったらアモンくん。
勝利モーションで笑った口元をサッとマフラーで隠す仕草の良さを知ってほしいです。
イポス(ラッシュ、ファイター)
最初の引き直しガチャで出てきてくれた、気のいいおじさん。とにかく【追撃】というスキルが使っていて楽しいです。性能の噛み合わせがいいため、アモンとベヒモスの引率係を任せています。クエストでの獲得経験値が50%上昇する特性を持っているため、あちこちに連れ回すことができる、楽しいおじさん。
ベヒモス(ラッシュ、ファイター)
プレイしたばかりの頃に、ひょっこり引いた大型犬。お召し物のずぼんがあまりにもローライズなので、腹巻きを巻き付けてあげたい気持ちになりつつも、スキルよし、アタックよし、奥義よしで酷使しています。勝利モーションがあまりにも犬ちゃんなので、心がなごみます。
マルコシアス(カウンター・スナイパー)
あまりにも強い。本当に強い。悪魔特攻持ち最高に強いです。だけど、全員が手に入れられる配布キャラ。最初からいます。マルコシアス頼みだったシーンがあまりにも多くて、「わたしの本性は獣!」を聞くと「わーんもう大丈夫だ〜」と実家の茶の間のようにホッとしてしまいます。
カスピエル(カウンター・トルーパー/リジェネレイトver)
メギドをはじめたての2019年3月、丁度ホワイトデーのイベントをやっており、そのときのガチャで出てきた知らないお兄さんです。完全に初対面なのに、前世で生き別れた恋人かのように懐いてくるので、ビビリ倒していたのですが、今ではそれにも完全に慣れ、懐きが少ないと物足りなさを感じるまでになりました。性能面では列攻撃が非常に便利で、ハックa.k.aオヤジと組ませると捗ります。
さいごに
メギド72をプレイしていると、私は小学生の頃、やりかけのゲームが楽しみで、ランドセルをぶん投げるように下ろしてゲーム機を起動していた頃を思い出します。
最初こそ(主人公の服が、どえらいことになっている…!)とぎょっとしてしまったものの、ストーリーが進行するうちに、気がつけばその主人公を、目に涙を溜めて心の底からめちゃくちゃ応援していることに気が付きました。
戦闘に負ければwikiを睨んでノートを開き、どうにか勝てる組み合わせはないか、必死に戦略を考えて、肩で息しながら攻略する楽しさったら!!
ぼっぼろ
こんなふうに年甲斐もなく、ゲームに血まなこにさせてくれるメギド72のことが私は大好きです。
騙されたとおもって、家事の合間にDLだけしてみるもよし、本命アプリの虚無期間の暇つぶしにプレイしてみるもよし、本腰入れてがっつりやりこむもよし。
メギドの良いところを、どうにかお伝えしたくてたっぷり書かせていただきました。ほんの少しでもこのゲームの魅力が伝わればうれしいです。
メギド72
DeNA Co., Ltd.無料posted withアプリーチ