こんにちは、たけのこスカーフ(@takesuka)です。
今まで、小さな手作りの本を作ったり、文章を書いたりしていましたが、改めて「にっころがし手帳」という場所をつくろうとおもいます。
のんびりできる読み物を。
時間の流れはおそろしく早く、ごうごう流れる水のようです。
なぜだかいつもぼんやりと不安で、立ちすくむような日々の中、かばんの中の文庫本と、インターネットのテキストをごろごろしながら読むことに、私はずっと救われてきました。
なので、そういう止まり木のような、存分にのんびりできる場所を作りたいと思いました。
ここには、ごく簡単に試せること、すこしだけ日々が楽ちんになること、ねこのお話を、書き留めていきます。身の丈暮らしを、想像力でほんのり広げることをがんばりたいです。好きなときに、読みにきてのんびりしてもらえたら幸せです。
どうしようもなく高速で流れていく時間に焦って、為す術なくぼんやりしてしまうようなときに、少し力をぬける読み物を見つけてもらえますように。
手にとれる読みものも、あります。
ほそぼそと作っていた、ひまつぶしブックレーズンという全ページ手書きのミニブックがあります。近年、こちらを作ることをお休みしていたのですが、2019年から制作を再開していきたいとおもいます。
バックナンバーの通信販売もできますので、こちらからどうぞ。小さなサイズですので、バッグの中にいれて持ち歩くこともできます。電車で、カフェで、おふろの中で。おひまなときにぱらぱらめくってみてください。
イラストのご注文、お受けします。
私はいままで、なぜだか自分がイラストでお金をいただくことが、申し訳ない気がしてしまって(独立して10年近くになるにもかかわらず!)自分から、イラストを描きます!とアピールすることが、ほとんど出来ずにここまで生きてしまいました。自信がなかったのだとおもいます。
ほそぼそと、懇意の会社さんからカットのお仕事をもらいながら、生活のお金が足りなくなると外でパートをして、夜に家に帰ってから、ねこをあやしながら内職のように絵を描く日々でした。
たまに、勇気を振り絞るようなDMが、twitterのフォロワーさんから届きました。「よかったら、アイコンを描いてほしい」「年賀状を描いてほしい」「亡くなった猫ちゃんとの家族写真がわりの絵がほしい」と。
それはあまりにも嬉しく、自分にとっては貴重なことでした。今まであまりにも窓口が分かりにくかったので、もう少し気軽にオーダーできるようにしたいと思いました。
あなたのためのイラストを、心をこめて描かせていただきます。機会がありましたら、イラストのご注文を頂けたらうれしいです。ご依頼のページはこちらです。名刺や年賀状など、紙もののデザインもできます。メニューにないことも、ぜひ一度相談いただければと思います。
どこまでも、ころがっていく日々のお供に。
ざわざわする心をなめらかにしたり、柔らかく背中をポンポン叩くように自分を寝かしつけたり、生活を少し楽ちんにするための手帳として、寝転がって読んだり、電車のなかで読み返したり、気楽に使っていただけたらとてもうれしいです。
たけのこスカーフ